かつての勝ち組たち2009
2009/1/6版
以前のページ2004年版はサーバーの日付を信じるなら2004/7/15に作成したようです。
5年たったので改定しました。
OS/2
IBMがPC−DOSの後継としてマイクロソフトに作らせたOSだった。
マイクロソフトは、OS/2以前からWindowsも作っていた。
しかし、より新しくIBMの後ろ盾もあったOS/2が主流になることは多くの人が信じていたようだ。
しかし、逆にIBMの支配の強さゆえに消えて行ったようだ。
DBase
かつては、データベースの代名詞だったが、クライアントサーバーの時代に取り残されたのか?
ネットウェア
かつて社内ネットワークといえば、これが至上であった。
でも、WindowsNT、Windows9X、Windows2000と流れているうちに、いつか姿を見なくなった。
そう、OSやサーバーの基本機能で十分になったので、わざわざ高いサードパーティー製品を導入することもなくなった。
マッキントッシュ
パソコンのロールスイスとまで言われたものだが、母体のアップルがマイクロソフトの資本下にある今は見る影もない。
かつての独自路線ではなく、UNIXにそれっぽいシェルをかぶせただけのシステムになってしまった。
ただそのおかげで、やはりUNIXの流れをくむWindowsNT系ネットワークとの相性がよくなったのはなんとも皮肉だ。
もちろん現行商品だ。
しかし、もはやWindowsと市場を争う力はない。
市場規模はせいぜい、Linuxと同じレベルなのだろう。
ノベルディレクトリィ
出た当時は、鳴り物入りで導入事例も合ったはずだが、Windows2000サーバーのアクティブディレクトリィに一蹴された。
どちらにしろ、ノベルの製品は高すぎた。
サイベース
もはや、知らない人のほうが多いかもしれない。
もともとのMS−SQLはサイベースのOEMだったんだよ。といったほうが話が通じる時代になってしまった。
製品そのものはまだあるようだが…
Perl
少し早いかもしれないが、ここに入れてしまおう。
流れの速いWEBアプリの波に流されてしまったようだ。
これから新規案件も出ないだろう。
後は、WEB更新のたびに数を減らすのみか?
ザウルス(シャープ)
もしかしたら、世界最初のPDA?
日本では、かつては唯一無二の存在であった。
携帯電話の普及とともにあっという間に消えてしまった。
一時は、リナックス版などで延命もしたようだったがおそらくそれが余計に首を絞めたようだ。
専用の開発環境Zabを無償公開しておけばよかったのに…
後は、値段の割りに基本機能の低い某社の簡易言語を押したのが余計に悪かったのだろう。
某社の簡易言語で開発したものなら、他のPADや携帯電話でさえ動いてしまうのだから…
また、この簡易言語のできの悪さに逃げ出したユーザーも多いだろう。
デスクトップPC
出向先の開発現場で最初にラップトップPCを割り当てられたのがもう四年も前。
前回の現場も、ラップトップPCだった。
ラップトップを割り当てた社員に、もう一台、デスクトップを割り当てるような企業もいまや少ないのではないだろうか?
個人所有の場合も、一代目はラップトップが多くなったよう泣きがする。
デスクトップがあったとしても、それをメインマシンにしていない人も多いのではないだろうか?
じつは私も個人的には、もうずいぶん長くディスクトップは使っていない。
今は複数のラップトップ+SBSに加えてNASと言う構成だ。
たぶん今年が本格的なホームサーバー元年になるだろう。
一太郎
もっと早くここに入っていてもよかったのだが。
もともと個人的にアンチだったので様子を見ていた。
しかし、もはや教育現場でも新規導入は少ないようだ。
少なくとも、長男の行っている墨田区の公立中学には導入されなかったようだ。
この下は候補生
オラクル
すでに、栄光は過去のものとなっている。
新規案件を聞くこともなくなったようだ。
でも、殿堂入りを目指して…
JAVA
WEB系としても、現時点では、Ruby on Rails 、PHP、に次ぐ選択肢になってしまった。
新規案件の引き合いも、ASP.Net より少ない。
とはいえ、ブラウザで動作するスクリプトとしては根強い。
ただし、これも今後は、直接プログラマーがーコーディングするのではなく、人間が何らかの言語で書いたコードから生成されるパターンへ移りつつある。
JAVAからなら、.Netへの移行もありなので、殿堂入りも厳しいのかもしれない。
Windows Mobile (windows CE)
かなり危険な状態である。
早いうちに舵取りをして、デスクトップ版のWindowsとの互換を取るべきだ。
リコンパイルでデスクトップ版のアプリケーションが走るくらいにしないと。
少なくとも、.Netフレームワークだけでも…
そうすれば、ネットPCのような低価格ミニノートがもっと便利なものになるだろう。そのためにXPを残しておくのもマイクロソフトとしてはつらいのではないだろうか?
そして、ディクストップ用のOfficeにWindowsモバイル版も同包すれば良い。
そうなれば、マイクロソフトのOffice製品の地位も揺るがなくなるだろう。
組み込みにも対応している製品だから古いバージョーンのサポートは切れないはずだ。
とすれば、上位製品はもっと先を突っ走っても良いのではないだろうか。
殿堂入り
COBOL
結局、構造化やオブジェクト指向まで対応した上、今度は.Netに対応した。
もはや、不死身の怪物だ。
C言語
いまや、プログラム言語としてだけでなく、チップの設計にも使われているらしい。
もはやプログラム言語の神かもしれない。
C++やC#などという子供たちも元気だ。
ちなみに私もC言語が大好きだ。