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Ｔａｎｎｏｙ ＣＰＡ−５

ＣＰＡというのはコンパクトＰＡと言う意味と言うことらしいです。
同じ外見でも、ＢＯＳＥの１０１はゼネラルオーディオ製品、ＪＢＬのＣｏｎｔｒｏｌ１はコントロールモニター、
そして、Ｔａｎｎｏｙ ＣＰＡ−５はＰＡというラインです。

確かに、Ｔａｎｎｏｙ ＣＰＡ−５はＰＡ的といえばそんな感じもします。
ソースやオーディオ機器のあら捜しをするわけでもなく、よく通る音質を奏でます。

よく、ＪＢＬのＣｏｎｔｒｏｌ１をピーキーであると言う表現を見ますが、
あれは、ピーキーでなく高域特性がよくその上、ハイ上がりなのです。

むしろピーキーといえるのは、Ｔａｎｎｏｙ ＣＰＡ−５でタンノイのスピーカーに共通の音色を持っています。
この価格帯の、この大きさのスピーカーが１５インチのユニットと同じ音色を持っているということが、
タンノイと言うメーカーの懐の深さを教えてくれます。

と言うわけで、ハイファイではなくいい雰囲気で奏でると言うタイプのスピーカーです。

余談ですが、ＢＯＳＥの１０１はピーキーの上にハイ上がりでさらに高域の再生帯域が狭いのです。