【第40夜】
茫洋〜さらば故郷〜

<PART−02>



生きた魔素



かくして、アムと弓はフレースヴェルグでルシファーズ=サンに移動する。

そら >そして ねこは おるすばん!(きょーちゃん あんど えりちゃんと!)
アメジスト >ですね。京香さんとエリスさんが待機するにも、フレースヴェルグは必要ですし
翔真 >またあとでなー(><ノねこねこなでなで☆
GM >という訳で、ルシファーズ=サンにいるのは……当然この魔王、ウー=バル。
ウー=バル >「やあ。今日は珍しいなあ……1人じゃないなんて」
アメジスト >「ええ、先日の一件で一つ問題が残っててね。万が一の警戒のために来てもらったの」
弓 >壁|・)←
ウー=バル >「問題、ねぇ……IDOLシステムの事なら、今のところ特に異常ないって感じだけど?」
アメジスト >「システムの問題……じゃないわ。少なくともハードの方の問題ではね」
ウー=バル >「ふぅーん……じゃあ、何なんだい?」
GM >前回ラストにも関わらず、早くぱふぱふしたくてうずうずしている魔王(ぇ
サクラ >(*ノノ)
アメジスト >「ちょっと待ってね」
ウー=バル >「うん、いいよ」 自分専用の席にどっかり座って待つ(笑)
アメジスト >「弓さん、そちらのシートを使ってください。今お茶を入れますから」
弓 >「むー、しょうがないわねえ」
アメジスト >「エリスさんの淹れるものには遠く及びませんけど……」お茶と茶菓子を出しつつ
弓 >「んーん、わざわざアリガト」
ウー=バル >「アムのはむしろ、魔力とプラーナのが美味しいんだよねぇ〜(によによ)」
アメジスト >「……あのね(==;」
翔真 >思いっきり魔王的感想だな(^^;
GM >このような場合、魔王がによによしだす仕草が所謂“危険信号”である事は今更言うまでもない 〜民明書房・刊『魔王と私 THE NEWS』より抜粋〜
アメジスト >「真面目な話よ。そういうおちゃらけは控えて頂戴」
ウー=バル >「事実を率直に言っただけなんだけどなぁ。で、何なんだい。魔王をあんまり焦らすもんじゃないぜ?」
弓 >(ちょっとわかる)
アメジスト >「トリッシュのパートナー、この計画の中核たるIDOLの一人がね、ピンチなのよ」
ウー=バル >「あー、確か……櫻小路ちひろ、だったっけ」
アメジスト >「ええ、公にできる話じゃないし、彼女の個人的な事情に関わる話でもあるから本当は控えたいんだけどね」
ウー=バル >「いやぁ、ボクはアム一筋だからさぁ(チラッチラッ)……他のコも確かに気になるっちゃなるんだけど、そこはね。で、なに。ピンチってことは拉致とか、行方不明とかかい?」
アメジスト >「でもこと魔王との契約に関しては、魔王であるあなたの方が詳しいでしょうから意見を聞きたいの」
ウー=バル >「OK。何を知りたい? ……っと、さっきから静かなキミから聞いてくれてもいいんだぜ? アムの話は、時折小難し過ぎる事があるからさぁ」
アメジスト >うん、話が回りくどくて無駄に長くなる傾向は自覚してる(^^;
翔真 >自分も同じ傾向だなぁ(^^;
弓 >(ずずー)「いや、一般的……?……な、魔王とウィザードの会話が面白くて(くすくす)」
ウー=バル >「まぁそりゃそうそう見られるもんじゃないもんね。命のやりとりを含まない、って意味じゃ」 おやつ(魔石)をつまみつつ
アドノレ >食べる形式は魔王においてもデフォなのか
GM >むしろ魔王であるからこそデフォであるという可能性(笑)
弓 >「んーーーー……私自身は分析とかできないから、それは出来る人に任せるとしてぇ……そうね。ちひろんの不在がわかった前後の警備状況、あとIDOLシステムから得られてるプラーナ?……の数値に変化がないか、時系列のグラフが欲しいわねぇ」
アメジスト >「警備状況はともかく、時系列グラフはすぐにでも……どうぞ」
弓 >「とはいえ、これはトリッシュに聞くべきよねぇ、と思ってるから、見物に回ってたんだけど」
ウー=バル >「お安い御用。ま、アムにも言った通りで特におかしな点は見られないけどな、今のところ」←基本的には危険レベルか、そうじゃないかで判断してる(笑)
サクラ >アバウトだなあ(笑)でも、魔王の方がプラーナの流れとかには敏感だから、この場合は却って適切なのか……
弓 >「それなんだけどね。……システムの目的というか、性質的に、“減ってる”なら『異常』と思うけど、“増えてたら”『ラッキー』くらいにしか思わないんじゃないかしら?」
ウー=バル >「うん、確かに」 それが魔王ってもんだから(笑)
弓 >「で、ちひろんの状況的に、むしろ増えるんじゃないかなーとか思ってね。 私としては、もしかしたら、自分で抑えきれなくなってセルフ封印してんじゃないかしらぁ、とかまで考えてたから」
アメジスト >「その可能性は否定できませんね。無論自分の体質からくる周囲への影響を抑える、という目的もあるのでしょうけど」
アドノレ >余ったエネルギーが胸にいってしまったので封印、とな
弓 >「まあ、それはそれとして、私はそんな風に考えてたから、グラフでもあればなぁ、と思ったけど、私が見てもわかんないから(苦笑)。それより、アムは何か聞きたい事あったんでしょう?」
アメジスト >「ええまあ」現象のみを端的に言うと、現在の彼女は魔力の過剰供給によってオーバーフロウを起こしてしまっている訳ですが、魔王契約は契約者の体質や本質に根ざすものを増幅したり助長するような効果はあるのかな、と確認してみます。
ウー=バル >「んー、ぶっちゃけケースバイケースだねぇ……っていうのもさ。ひとくちに魔王契約といっても、契約する人間なり、相手の魔王なりの資質にもよるところがあるワケよ」
アメジスト >特にちひろんは、結構な頻度で契約の力を使ってるみたいだから、使用回数とかも関係してるのかなって
ウー=バル >「確かに、基本力を使えば使う程に影響が強まる傾向はあるっちゃあるけど、契約者の資質がボクらに近ければ、そりゃあ想定外のパワーアップはありえるし、逆もまたしかり」
弓 >「……あ、やっぱり?」
ウー=バル >「うん。更に言えば、両者同士の相性っていうのもあるさ。たとえ資質が近くても相性が最悪だったりすると、結果は思ってたのに対して明後日の方向に転がりやすい。と、これはよくある話だろ?」
アメジスト >「確かにね」
ウー=バル >「……もっとも、櫻小路ちひろとの相性がどうなのかとか、それこそトリッシュ本人に聞いた方がいいんだろうけどさ」
弓 >「いやまあ、一番バカスカ使ってんの、私だけどぉ( ̄△ ̄;」 魔法弾でな(笑)
アメジスト >「ま、まあ、ちひろさんの場合何らかの形で消費しておいた方がよさそうですし、それはいいんじゃないですか?(^^;」
ウー=バル >「……けどね、アムに対するボクのように、仮にも“嫁認定”するようなレベルで好き合ってる場合、相性が最悪って事は“ほとんどない”んだよ」
サクラ >……今さらっととんでもない事抜かしませんでしたかこの魔王(^^;
翔真 >ん、何か気になったのか?
サクラ >ああ、いえ。“嫁認定”って……(^^;
翔真 >ふむ。ちひろんってトリッシュに嫁認定されているんか?
ウー=バル >だから、トリッシュの事はトリッシュに聞いてくれ(笑)
翔真 >あ、そうだな。悪かった(^^;
弓 >「それはそうでしょうね。魔王のプラーナの嗜好と権能ってほぼイコールで結びついてるし」
ウー=バル >「そりゃあもう(笑)で、さ。契約者はその魔王の強大な権能の下で力を扱ってる訳だから、それを使い過ぎるとどうなるかは……おおよそ見当付くよねぇ?」
弓 >「まー、そうなるわよねー」
ウー=バル >「ちなみにボクとしては“使い過ぎた”後のアムを早く見たい〜〜〜〜〜って気持ちも、ちょっとはあるんだけどね(爽)」
アメジスト >「またそういう事を言う……」どうなるんだろう(^^;
GM >例えば……真面目な気質が反転して、えろえろに?(笑)
サクラ >(*ノノ)
弓 >「とはいえ、逆もまたしかり。でしょ? 例えば、アナタはアメジストのことを嫁認定してるレベルだから、多少使いすぎてもスルーするわよね(苦笑)」
ウー=バル >「するかもしれないし、しないかもしれない。ぶっちゃけそれこそ、ボクの気分次第(むだにさわやかな ほほえみ)」
弓 >「なんとなく分かるわぁ、私もそーだし。で、いちど“そっち側”になっちゃうと、“こっち側”の味は二度と楽しめなくなる訳だから……まあ、気の長い魔王のタイムスケールだと、100年とかそこら単位の話よねぇ……」
ウー=バル >「そうだね。基本的には契約者の寿命が尽きる時、それまでのツケを支払ってもらうって要領さ。尤も、そこまで待てないヤツもいるっちゃいるけどさ」
サクラ >グラーシャ=ロウロスとか、あのあたりですね(^^;
弓 >「まさに悪魔の契約よね。願いを叶えるかわりに、死後の魂を、ってやつ」
ウー=バル >「そうそう。中には姿だけ若いままに戻して力だけ全部吸い取って、身体はペットとして飽きるまで飼育する……そんな手合いもいるって聞くよ。誰とは言わないけど」
弓 >「愛でてるつもりでウッカリ握りつぶす手合いもいるわよね、Hとか」
ウー=バル >「わぁ、ありそーう(棒)」
GM >ちなみに夢見心地で人間と契約した後、寝ぼけたまま眷属化した挙句、最後に寝返り打った時床の染みにした魔王もいるらしい。誰とは言わないが(ぁ
翔真 >酷いな(−−;
サクラ >レビュアータェ…
ウー=バル >「ま、そんな訳で。基本的に人間の間での言い伝え扱いにされてるその手の話も、まんざら根がない訳じゃあないのさ」
弓 >「まあ、結局トリッシュか、本人とこ行かないと、分かんないって事ねー……」
アメジスト >そういえば。トリッシュの“嫁認定”はともかく、ちひろさんって確か“巫女”扱いされて狙われてた事ありませんでしたっけ。それってある意味、とても“侵魔サイドに近い”といえるのでは……?
翔真 >相手は確か、深きものだったか何かであった様な気はする(^^;
GM >ああ、その辺はユニオンのアーカイブを当たればすぐに分かりそうだね〜
アメジスト >じゃあ弓さんたちのやり取りをバックに、ユニオンのアーカイブを探ってみましょう
GM >では、アムには知力ジャッジを承認しよう!
アメジスト >あい。知力+端末+対抗で《博物学》、ブレインメモリ使用の……Cはなし、68でした(ついでにバックファイア1点)。
GM >うむ、では膨大なアーカイブファイルの中からその情報を抜き取った。

櫻小路ちひろの身体は、もともと膨大な魔力で構成されている訳だが、
当初その陰には「インスマウスの花嫁=魔王ダゴンに万一の事があった際、
この世界に受肉させるための魔力的電池(兼・母体)」という、ダゴン教団の思惑があった。
(魔王ダゴンは過去MASTERSに滅ぼされているため、自然これは彼らの至上命題となった)
そして、世界結界はかかる事態を防ぐため、彼女の存在をイノセントとして隠す一方で、
もし抑えきれなくなった場合は体内魔力のバランスを壊し、消滅(自然死)させるという働きを設定していた。
(初期ちひろにおける「心臓発作設定」がそれである)
ところが、そのちひろが(アドノレの力の影響を受けた結果とはいえ)ウィザードに覚醒し、
臥龍学園に所属してその力を飛躍的に高めた事で、両陣営での誤算が副次的に積み重なり……
その結果として、「もはや手に負えないレベルの“魔力おばけ”が出来上がってしまった」というオチである。

アメジスト >「……と、このあたりかな? ……これはまた、とんでもない……(頭痛)」
アドノレ >世界結界の用意したトリガーを関係ないとこで引いてしまったという訳か
GM >うん。まさに悪の所業だな(笑)で、トリッシュ=シーズは本来の目的を変更して、ちひろを掌中に収めようとしたんだけど……逆にやりこめられちゃった(爆)で、彼の計画にちひろのアイデアも取り入れて、より人類側に歩み寄った形で実用化したのが、今のIDOLシステム……というのは、皆も知っての通りだね。
翔真 >うむ。
アメジスト >なんというか、自分があまり長くない事を承知の上でノーブレーキフルスロットルで突っ走ってるような感じだね
アドノレ >若さってなんだ。振り向かない事さ(by年齢不詳)
GM >更にとんでもねぇのが、これらは「ほとんど全部実セッションの結果である」という話(笑)
翔真 >一部は確かに当時の学園編PLとして覚えていました、流石に全部は無理でしたが(^^;
GM >という訳で、ちひろ自身はもともと人間というよりも“生きて意志を持った魔素が人間の皮を被ってる”状態な訳で、まあそんなの魔王との親和性なんて言うまでもないよね?という話になる(爆)
アメジスト >「なんていうか……なるべくしてなった、という感じだわ(疲)」
ウー=バル >「へーぇ、トリッシュが欲しがったのもこりゃ道理だなぁ……ぶっちゃけアムがいなかったら、ボクだってほっとかないよ。こんなの(はっはっは)」
弓 >「まー、親和性が高いのは水系統でしょうけど、それだって100%が150%になる、とかそーゆーレベルの話だものねぇ」
アメジスト >「魔王を生み出すための存在、という事であるなら、あの魔力ぶりにも納得ね……」
ウー=バル >「だねぇ。で、だ……基本このシステムは、その櫻小路ちひろが軸。あいつがいない間は、ロデュースお抱えのIDOLグループで補うっていう事になってるんだけどさ」
サクラ >翠さんが所属してるアレですね(^^;
弓 >「ほむほむ」
ウー=バル >「最近はそのグループのが、稼動頻度自体は多くなってんのよ。ま、人間だから休みもするんだろうなぁって、正直気にしてなかったんだけどね」
弓 >「あー……まあ、飽きさせないため、とも考えられるけどぉ、そのあたり、休息が必要な感覚って魔王にはわかりにくいわねぇ、たしかに」
アメジスト >「確かちひろさんって……」思わず弓さんの顔を見て言葉が途切れ
弓 >「誰かのために無理する子だからねぇ……」
アメジスト >「……少しは自分のこと大切にしなさいよ、まったく……」
ウー=バル >「……ボクに言われましても(笑)」
弓 >「とりあえず、トリッシュが裏切って、とかは……ゼロではなさそうだけど、可能性としては低そうね」
ウー=バル >「むしろさ。トリッシュ自身にゃ直接聞けばいいだろうけど、他の魔王連中が今の状況を知ったら、どう動くのか……そっちのが、よっぽど問題じゃないかな」
アメジスト >「少なくとも計画に反対してる連中はここぞとばかりに群がるでしょうね」
弓 >「まあ、良くて“争奪戦”よねー…………」
アメジスト >「ですよね。計画賛成派は……賛成派であっても、主導権欲しさに動きたくなるでしょうし……」
ウー=バル >「だよねぇ。ボクはアム一筋だから、櫻小路ちひろの問題に関しては特になんにもする気はないけどね」
弓 >「“だがやらん(ふんす)ちひろんが欲しくば、私を倒していくがよぉーい”ってやればいいのね」(違)
ウー=バル >「むしろトリッシュがそれやる可能性も否定出来ないなぁ(笑)という訳で……ボクとしては“トリッシュに話を聞く”“他の魔王連中の情報を集める”“ちひろの状態を見る”の3つを、さしあたりお勧めしとくよ」
アメジスト >1と3は翔真さんたちが担当。2はイレギュラーズが先行して、という形でしたね。もしかして、魔王は知らない……?
GM >そりゃあ当然。そもそも話として聞いてないから(笑)
弓 >じゃあ、あとは……わたしは2時間くらい船で時間つぶしてればいいのかな?(笑)
エリス >あ、帰ってきたらお茶いれておきますね(^^)
アメジスト >い、いかないでー そこの魔王のブレーキが効かなくなるから(笑)
ウー=バル >(に や そ♪)
アメジスト >や〜ん(^^;

一方、初を連れて第99階層に向かった翔真とアドノレ、サクラは……

GM >まず到着して見えるもの。それは、ゲートタイルに固まっているロンギヌス隊員達だ。
ロンギヌス隊員たち >「「お疲れ様です」」
サクラ >「(敬礼しつつ)現状はどうなっていますか?」
ロンギヌス隊員A >「櫻小路ちひろは、この先のタイル内に停滞フィールドを設けて、外界から隔離してあります」
ロンギヌス隊員B >「ただ、その……滞在は、短時間でお願いします……」なぜそっぽを向く(ぁ
サクラ >……あー、うん(ちべっとすなさくら) 「(頷き)了解しました。我々が到着するまで、何か変わった事は?」
ロンギヌス隊員A >「はい、今の所、侵魔等の襲撃は特に……ただ、フィールドの展開にも関わらず魔力の湧出は止まらないまま、やむなく液状化した魔力をそのまま定期的に下層へと流し込んでいる状況です」
サクラ >うーん、判っちゃいたけどやべぇ事になってんな(白目
初 >「うな…ま、魔力が液状化って……(・x・;)」
翔真 >「了解した。」
アドノレ >「いろいろと苦労してそうだな。魔石化までいけば保存のしようもあったろうに」
翔真 >「ものは考え様だな(苦笑)」
初 >「……固形化していないって事は、そこまで安定してないって事でもありますよね…」
サクラ >「なのです……」
翔真 >「(頷く)注意して行こう。」
ロンギヌス隊員達 >「どうかお気をつけて……うっ(前かがみ)」「おい大丈夫かっ」「……ま、まだまだいけます!」「しっかりしろ、あと少しで交代だからな……」
サクラ >「了解しました、報告有難うございます」 それじゃ、ちひろさんの所に行ってみましょうか
初 >「その、ご無理はなさらずにです…」というわけで、続きます!
アドノレ >うぃ
ロンギヌス隊員B >僚友を気遣いつつ「まったく、ここまでくるともう“人間離れ”などというレベルでは済まされませんね……」なんて独り言を。

ちひろが隔離されているタイルへと進むウィザードたち。
現場へと近付くにつれ、徐々に背筋にぞわぞわとした感覚が登ってくるのが感じられる。
それもウィザードだからこそ耐えられるだけで、イノセントであったら、果たしてどうなっていたか……

GM >♪Welcome to ようこそソドムパーク 今日もドッタンバッタン大騒ぎ(謎ー!!)だったろうなぁ(ぁ
サクラ >HAHAHAHAHA(白目)
翔真 >「………気を張らんとイカンな、これは。」
アドノレ >「まぁ早いとこ調べるとしよう」
初 >「う、うな(///)」こくこく
GM >そして、問題のタイルに到達……いくつもの封印魔法陣に仕切られた向こう側に、キューブ状の空間が構築されていた。そこからはドライアイスのように薄霧が絶えず漂い、足元はびしょびしょに濡れている。
サクラ >「う、うぅ……ちょっと魔力酔いしそう、なのです」
初 >「……あのフィールドそのものも、ひと突きでぱぁん!っていっちゃいそうなのです」
GM >中はなにやら液体めいたもので満たされ、その中に何かが浮き上がっている……果たしてそれが、櫻小路ちひろだった。装備は全部外され丸裸、代わりにいくつもの管が接続されている。
サクラ >仕方ない措置とはいえ、女性にソレはなぁ……色々複雑(==;
GM >うむ。これも主にバイオモニタリングと暴走阻止のための措置だからね……もし完全な状態だったら、より始末におえない事になっただろう。
弓 >謎の光さん!謎の光さん!お仕事です!
GM >ちひろは既にオトナの海外女優枠だから、もう無修正でもOKらしい(ぁ
アメジスト >しかし、その姿だと、男性陣の精神的防御の弱体化を煽っているようにしか見えないのがなんとも(^^;
翔真 >周囲に与えた影響で後々彼女が気に病むのを少しでも少なくする為の措置と割り切る他有るまい。お互いと、何より彼女の為だと(苦笑)
サクラ >ですかね……(苦笑)
初 >「それと……な、なんといいますか……とてつもない敗北感というものがぁ……」(←無乳)
翔真 >「手早く用事を済ませてしまおう、念の為に周囲警戒。アドノレはアナライズの準備を頼む。」
アドノレ >「んむ。早速取り掛かる」ついでに液体のサンプルをDr.クロノスに届けて貰うようロンギヌスに頼んでおくか
GM >こうして第二次クロノス家明るい家族計画が(笑) という冗談はさておき、どうぞ!
初 >「う、うな!バックアップ、はいりますのです!」
サクラ >では自分も周辺警戒を!
アドノレ >では知力+器材にブレインメモリー、それにP9で……むぅ
GM >ま まさか
サクラ >あぁー、アドさん今回F5ですし、結構出ちゃいますねぇ……(汗)
アドノレ >頭痛がするのである。ファンブルはどうかと思うんでぽちっとなで+1、達成値55と1点分鼻血
翔真 >……そうだ、一応アナライズだけでなくトラップ探知を行っておこう。周囲に与える影響を考えれば一種の受動型トラップの様にも見えなくも無いし。アナライズでそこら辺も全部解るのならそれはそれだけれど(^^;
アメジスト >あ、すみません。おそらく到着は後になるでしょうが、弓さんとウー=バルとの会話+調査で分かったこと、翔真さんたちにメールで送っておきたいんですけど……
GM >おお。だがここは、まずアドのアナライズ結果からね。……ちひろは現在、常時魔力が再生し続けている状態にある。
弓 >ふむふむ
GM >それだけならMP回復スポットとして役に立たなくもないのだが、問題はここから……彼女の持つ潤沢なIDOL因子と反応して、魔力を浴び続けている相手の本能が無差別に励起されてしまうのだ。ビーストウォーズ!的意味で。
サクラ >うーん、笑うに笑えない……
アドノレ >ある意味元気になる薬
アメジスト >ちひろんの家系にはサキュバスの血でも入っているんだろうか(汗)
GM >必要な備えをしないまま無闇に近付くと、その場で即ソドムの市が展開してしまう事だろう。具体的には目標値39の精神力ジャッジを一定時間ごとに……となるね。
アドノレ >目標値高っ(^^;
翔真 >GLが目標値か。今でプラーナ突っ込んでギリギリだな(−−;
サクラ >な、なんという無差別精神汚染兵器…(ガクブル
GM >ただ、彼女に対して正確な理解がある者ならば、この効果をひとまず免れる事は出来る。
サクラ >「正確な理解」=「コネ」を持ってる人、ですね
GM >そう。だから彼女の「シスターズ」は影響を受けなかったし、君達も今こうして無事でいられる訳で、つまりロンギヌス隊員達がああだったのもご理解いただける訳だ。

翔真 >……成程。彼らは己の本能と戦っていたのか(^^;
アメジスト >さっき聞いた「人間離れ云々〜」のくだりに、そこらへんが感じられましたね〜
GM >そう、彼らはちひろのコネを持ってないから(爽)ちなみに、その液状化するまでに濃厚な魔力は、余剰分を下の階層に流しているという話だったけど……このまま行けば、そのうち「満水」しますな(爆)
サクラ >……いやいや、迷宮ってワンフロアだけでも大分空間広い筈ですけどぉ!?
アメジスト >だから「そのうち」でしょ? すぐにではないにしても、現状湧出は無尽蔵なわけで
翔真 >消費する手段が無いと拙いか、しかし現状近場で作業するのも難しいだろうし。大規模な装置を用いるのは難しいと。
アドノレ >そのうち謎の生命が発生して『早く人間になりた〜ぃ』と(違)
GM >そして、下の第100階層が完全に満水したら、次は……もう言わずと知れてますね!(爽)なので、この停滞フィールドの中でとりあえず眠ってもらって魔力をできるだけ抑えておき、その間に解決策を手に入れるべくシスターズが既に行動を開始してるって訳だ。
翔真 >他に何か解ります?現在の状況は、他に情報が無ければとりあえず把握したので解決する為の手段に繋がる情報等が無いか。
サクラ >周辺の調査が必要ですかね、コレ……?
弓 >穴空けるか(笑)
アドノレ >固形化して魔石相当品ができたらお財布的にもアイテム補充的にも助かるしなので、サンプルは外に送ってもらうのだ
GM >現状、ちひろの体と内包魔力との境目が非常に曖昧になっている。なので、現状で考えられる方法は3つ……弓案、アドノレ案、そしてこれ以上魔力が漏れ出ないように、ちひろの身体を補強する方法か。
アドノレ >俺様の案はあくまでも研究案件なので人に投げつつ、自分たちは1か3かだな
翔真 >………自我境界線が曖昧になっている様なものか?となると夢語りでダイブしてちひろ嬢の意識を覚醒………は元からしている可能性も高いが、何らかの方法で自我の認識を強化してやる手助けをしてくれば良いのか?
GM >ああ、それに関連して、これはアナライズしたアドの特権。……ちひろの存在の向こう側に、おぼろげながら「世界」が見えた。
アドノレ >ほう。どこの「世界」か分かる?
GM >見えたビジョンの周りは濃厚な靄に包まれていて、かつ見覚えはないけれど……たとえるなら「島のない海」。その底が抜けた結果、中から水がこっち側に溢れてるっていう解釈でOKだ。
アドノレ >穴塞がないと無限に出てくる可能性高し……という事だな
サクラ >…………もしかして、「蒼門」の祐介と似たような状態になってる? アレは、エミュとして覚醒すると裏界のゲートになっちゃうのよね(白目)
GM >ああ、彼についてはその昔フォローしたわな(笑)
アメジスト >ちひろんの抱える事情もあって、ルルイエに直結したワームホールが出来かけているように見えて怖いなぁ(^^;
翔真 >真面目に内的世界(インナースペース)との境界が曖昧になっていて、そこから漏れ出していると………型月的な表現だと“固有結界の中身が一部漏れ出している”ようなものか(−−;
アメジスト >ああ、士郎の剣と同じってことですね……
サクラ >…今回ヴェーダが初ちゃんを押し付けてきたのは、《夢語り》でその「島の無い海」に行く為でしょうか
翔真 >おそらくはそれで間違っては居ないと思われる。
初 >そうですね……夢使いとして言わせていただきますと、その解釈でおっけーだと思うです(、、)
翔真 >「(ヴェーダの奴め、端から解決手段が解っていた、もしくは大体の当たりが付いていたのならそう言えば良い物を。迂遠な手間を取らせる)」
ヴェーダ >愚問愚問、机上の空論だけでは片手落ちだからな。実際こうして実物を見ておかなければ、正確な理解もできんだろう(笑)
GM >つまり……今のちひろは 世界の境目、といっていい。そういえば、似たような案件に覚えがなかったかしら。
翔真 >そら絡みで似た様な件が有った様な記憶が微かに(^^;
サクラ >あー、それか(^^; 自分は、さっき言った通り蒼門を思い出しましたが……
初 >世界の境目、といえば……わたしが思い出すのは、イルメーシュアの森ですね(、、)
サクラ >となると……アムさん達にこっち来て貰って、初ちゃんの夢語りでちひろさんの精神世界にGO?
アメジスト >最終的にはそうなるだろうけど、トリッシュへの報告とか、やらにゃならんことあるでしょ
サクラ >あ、そっか(^^;
アドノレ >「夢語りできそうか?」>初
初 >「漏れ出るこの魔力をもう少し抑えてあげないと……わたしがおかしくなりそうなのです(///)」
サクラ >某彼氏さんの出番?……あかん、ちひろさんコネないからこっちきたら暴走する(笑)
アドノレ >今の状態って報告いってないのか?
GM >トリッシュに会いに行く、のオプションがまだとられてないからね。くれは等に頼むのも手だけど。
初 >ごめんなさいです、魔王のコネまでは持ってませんのです(、、)
アドノレ >“怪異公子”トリッシュ=シーズありました〜。細かいデータは直に届けるつもりだけど、ひとまず見たままの所見と推察セットでメールで投げよう。あとアポも取る
サクラ >一応トリッシュのコネは持ってるる
アメジスト >トリッシュのコネ? 同じく持ってますけど……(^^;
弓 >そもそも、ここまで確認したのは私らが初めてなのかな?
GM >ああ、君達以前に櫻小路シスターズとロンギヌスが確認をしていたはずだね。だからこそ、今の状態があるわけで。
翔真 >魔王はあったが、櫻小路シスターズはどのコネも無い(苦笑)
アメジスト >あ、智華さんのも持ってます
GM >とりあえず連絡を取れるのは、今シーンにいる翔真・アドノレ・サクラのみという事で、誰かと連絡をとりたい場合はそれを指定して幸運度ジャッジになります。なお、今ここにいない弓やアムへの連絡については、ジャッジをする必要はありません。
サクラ >ひとまず、トリッシュを指定します〜
アドノレ >別働PCにも報告要るよね。で、そっちは任せた。自分はトリッシュで
翔真 >今回は連絡をとる前に、念の為にトラップ探知を実行します。
GM >了解。という事はトリッシュへの連絡が2人か……じゃあ、より高い方を適用しよう。まずは2人とも、幸運度ジャッジよろしく!
サクラ >16で
アドノレ >綺麗にC避けて23
翔真 >まぁ手の空いている俺がルシファーズ=サン組に、現状まで手に入れた情報を送るべきだったのだろうけれど………済まぬ(−−;
サクラ >あ、しまった。言われてみればアドさんの方が幸運度は高いんだし、ここは私がアムさん達に連絡入れるべきだった……下手こいたorz
初 >しかたないですよ、今回はアドさんのF値が結構こわい感じ(4&5)ですし……
GM >ではっと……ともあれ、トリッシュに関しては連絡がとれますなー。内容的にも具体的なものだったので、内容としては“状況は把握している。先程仲間という女子の集団がやってきたところだ”と。
アメジスト >ああ、シスターズの姿がないなと思ったら、そっちに行ってるのか……
GM >彼女らは明らかに君達よりレベル帯が低いから、単独行動って訳にもいかないのだ。だから、ここはより増援を期待できるロンギヌスに任せた訳だね。
アドノレ >返信の方は、移動の手すきの時にでもメール送信でくれは行きとしておこう。他には?
GM >ああ、あとトリッシュだけど……“櫻小路ちひろが存命する限り、最大限の協力をする事は約束しよう”とも言ってきたね。
アドノレ >ほうほう。言質があるのは有り難いことだ
サクラ >……意訳すると、「何かあったら承知しねぇぞゴルァ」?(がくぶる)
GM >そうそう。「もしちひろおっ死んだら協定決裂ね♪」って?(ぁ
サクラ >ひぃん!?
アメジスト >ふむ。台詞だけ見てると、やはりちひろんとトリッシュの関係や相性はもとより悪くないのは事実だろうなぁ


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