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スタジオぽぷり作品

コンパスファイト 2003

CD パッケージ

(猛烈に端折った)あらすじ

今日も今日とて極悪侵略宇宙人軍団は傍若無人に不埒な狼藉三昧。
対する我らがヒーロー軍団もたじたじだ!
奴らを撃退してわれらの明日を開くのは、いったい誰だ!?

いんちきクレイアニメっちゅうかなんちゅうか、
手描きと実写を組み合わせてでっち上げた中篇アニメーション
(16分)

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監督・Q のコメント

前作(りんご大王…)を作ってから半年後。
10年近い学生生活の最後には当然論文書きの修羅場が待っているわけで…
強引にとった正月3ヶ日の休みに、発作的にオープニング部の撮影をしたのが製作の発端でした。

当然その時点ではまったくストーリーなども無かったわけなんですが、GWぐらいになって、新生活が落ち着いてきたころに、オープニングと無理なくつながるようなコンテを描いて(おいおいおい!)、真夜中にヘコヘコ作画したり、時々仲間に発注したりしながらその後1年ぐらいで作り上げたわけです。
コンテ切った時点では10分ぐらいのつもりだったけど、後からコンテを見てみると、これ10分で収まるなんて思っていた自分の浅墓さ加減にびっくり。
結局16分以上になってしまい、上映会寸前では発注しまくりーの妥協しまくリーのでさぁ大変。
ストーリーの意味がつながるギリギリまでカットを殺ぎ落としたけど、その分スピード感がでてよかったかも。逆に前半部はちょいとモッタリしすぎていたか…?

作品のテーマは、もちろん格好良さだ!
絵がへちょくったって、ヒロインが可愛く描けなくったって(注:今作品では本当はそうしようと努力はしています)、構図と演出で誤魔化せ!
で、発作的に作ったオープニングから見ても分かるように、侵略物のテーマって結構好きなんですよ。降伏の儀式とか。で、侵略物であることだけは決まってたけれども、ここはさらに熱血学園もの(?)の要素を組み入れてみようとなったわけですね。
実際のところ前作(りんご大王…)とは、ストーリーの組み立て方から構成までほとんど一緒で、進歩が無いなーってなもんですが、エイリアンからエイリアン2になったら敵が増えるのと同じ理屈で、今度は数で勝負だ!ってなことで、あのやけくそな敵の数につながったわけです。
あー、そうだ。スターシップトゥルーパーズもあんな感じなのかなぁ。今度借りて見なくっちゃなぁ。

作品制作上のテクニックについて。
前作ですでに実写を素材に混ぜ込んでも、意外に違和感を感じない(?)ことや、お気軽透過光もどきの作り方は分かったので、今回はテクニック的な冒険はあんまりしていません(中間ファイルをDivXで作るというのは冒険ではないのか!だってファイルサイズがめっちゃ小さくなるんだもん。最後の出力でトラブったけどね、てへへ)。
新たに使ったテクニックとしては、ほんのちょっとばかり3DCGも使ってみたってぐらいですね。全体で3箇所。星空の一部が実は球殻に張り付いていたってことと、台風情報もどき。そして、電柱。

あ、そうか、電柱のシーンにはこっそりトゥーンレンダリングをしてみたけど、実は後から情報量を落としただけっていういいかげんっぷり。ははは。
無茶苦茶にいる敵は、当然カット&ペースト的に増殖させていったわけですが、それでもまだ1体1体増殖させるのでは手間がかかりすぎるので、いくつかの集団を作って1要素としてコピー、で中程度の集団を作ってまたコピー、というようにネスト構造をしています。
手前の何体かだけきちんと振り付けをすれば、そんなもんでも意外に見れますね。
そして、衝撃の事実として、一番画面奥の集団はただのガウスノイズ。あははははー。

あの作品について

前日は無茶苦茶に修羅場ってたので試写にいけなかったもので、上映会当日に千葉大さんのあの作品を見たわけですわ。
あ、あ、あ、あんな所で先生が監督していますが!?
おまけにヒロインが可愛いし。
夕暮れの河原では、頭の中に聞こえる声は既に「1、2、とあー、1、2、とあー…」

謝辞

手伝ってくれた方々&東工大アニ研の現役のかたがた、ありがとうございました。
特に音楽を作曲したり、エピローグを描いてくれたり、声の手配をしてくれた米田氏には感謝しています。君がいなければ、絶対上がりませんでしたよ、本当に!

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